初段になるために棋譜並べは必要?実体験から必要性を解説

導入

「将棋が強くなるには棋譜並べが大切」

このような話を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

実際、プロ棋士や高段者の多くが棋譜並べを勉強法として取り入れており、将棋の理解を深める方法として高く評価されています。

しかし、将棋を始めたばかりの方や初段を目指している方にとっては、

  • 本当に棋譜並べをする必要があるの?
  • 限られた勉強時間を棋譜並べに使うべき?
  • 詰将棋や手筋より優先すべき?

と疑問に感じることもあるでしょう。

私自身、将棋ウォーズで初段になるまで棋譜並べは一度も行いませんでした。

その代わりに、手筋や詰将棋、実戦を中心に勉強を続けた結果、初段になることができました。

もちろん、棋譜並べが意味のない勉強法だとは思っていません。しかし、初段を目指す段階では優先順位はそこまで高くないというのが私の考えです。

この記事では、私の実体験をもとに、初段を目指す人にとって棋譜並べがどれくらい必要なのかを詳しく解説します。

将棋で初段になるために私がやったこと・やらなかったこと【実体験】


棋譜並べとは?

棋譜並べとは、プロ棋士や強い人の対局を最初から最後まで盤上で再現しながら並べていく勉強法です。

単に棋譜を見るだけではなく、実際に駒を動かしながら進めることで、

  • 駒組みの考え方
  • 攻めのタイミング
  • 受け方
  • 終盤の寄せ方

などを自然に学ぶことができます。

特に高段者になるほど、

「良い形」
「自然な手」

といった言葉では説明しにくい感覚を身につけるために棋譜並べを行う人も少なくありません。

一方で、一局並べるだけでも30分から1時間ほどかかることが多く、初心者にとっては負担の大きい勉強法でもあります。

そのため、「将棋が強くなるには棋譜並べが必要」と言われても、本当に今やるべきなのか迷ってしまう人も多いでしょう。


私は初段になるまで棋譜並べを一度もしなかった

結論から言うと、私は将棋ウォーズ初段になるまで棋譜並べを一度もしませんでした。

「少しくらいは並べたことがある」というわけでもなく、本当に0局です。

その代わり、勉強時間は次のような内容に使っていました。

  • 詰将棋
  • 手筋
  • 寄せ
  • 実戦
  • 基本的な定跡

特に効果を感じたのは手筋詰将棋です。

手筋を覚えることで、実戦で「この局面ではこの手がある」という引き出しが増え、勝率が上がった実感がありました。

また、詰将棋を継続したことで終盤力が身につき、以前なら負けていたような対局を逆転できる場面も増えました。

振り返ってみると、限られた勉強時間を棋譜並べではなく、これらの勉強に使ったことが初段到達につながったと感じています。


初段を目指すなら棋譜並べは必須ではない

私は棋譜並べを全くしなくても初段になることができました。

もちろん、これは「棋譜並べをすると弱くなる」という意味ではありません。

あくまでも、

初段を目指すという目的であれば、必須ではない

ということです。

将棋にはさまざまな勉強法がありますが、すべてを同じ優先順位で取り組む必要はありません。

特に仕事や学校で忙しい人は、限られた時間で効率よく実力を伸ばしたいはずです。

そのような場合、私は棋譜並べよりも、

  • 手筋
  • 詰将棋
  • 実戦

を優先した方が初段には近づきやすいと考えています。

実際、私自身もこの順番で勉強を進め、初段になることができました。

一方で、現在は二段から三段を目指していますが、このレベルになると局面全体を深く理解する力も必要になってくると感じています。

そのため、今後は棋譜並べにも挑戦してみようと考えています。

つまり、棋譜並べは価値のない勉強法ではなく、必要になるタイミングが初段より先にあるというのが、現時点での私の考えです。

初段を目指すなら棋譜並べの優先順位が低い3つの理由

理由① 手筋を覚えた方が実戦で勝ちやすくなる

私が初段を目指していた頃、最も効果を実感した勉強が手筋でした。

手筋とは、将棋でよく現れる基本的な攻め方や受け方のことです。

例えば、

  • 両取り
  • 歩の活用
  • 桂馬の使い方
  • 金銀の形
  • 駒のさばき

などを覚えるだけでも、実戦で指せる手が一気に増えます。

初心者のうちは、「どう指せばいいかわからない」という局面が多くあります。

しかし手筋を覚えると、

「この形ならこの手がある」

という選択肢が自然と浮かぶようになります。

私自身も、手筋を学び始めてから勝率が上がったことを実感しました。

一方、棋譜並べは一局を通して考え方を学ぶ勉強法です。

もちろん将棋全体の理解は深まりますが、初心者にとっては学べる内容が多すぎて、すぐ実戦に活かすのは簡単ではありません。

限られた勉強時間で初段を目指すのであれば、まずは手筋を優先した方が効率的だと考えています。

初段になるために手筋はどれくらい重要?定跡より優先すべき理由を実体験から解説


理由② 詰将棋の方が終盤力を伸ばしやすい

将棋ウォーズ初段を目指すレベルでは、終盤のミスで勝敗が決まる対局が非常に多くあります。

序盤で少し不利になっても、

  • 相手の詰みを見逃す
  • 寄せ切れない
  • 自玉が詰んでしまう

という場面は珍しくありません。

私自身も、詰将棋を続けたことで終盤力が向上し、逆転勝ちできる対局が増えました。

特に3手詰や5手詰は短時間で多くの問題を解くことができるため、忙しい人でも続けやすい勉強法です。

一方で、棋譜並べは一局を並べるだけでも30分以上かかることがあります。

もちろん学べることは多いですが、終盤力を鍛えるという点では、詰将棋の方が効率よく力を伸ばせると感じました。

初段を目指すのであれば、まずは詰将棋を習慣にすることをおすすめします。

初段を目指すなら詰将棋は3手詰で十分?実体験からおすすめの勉強法を解説


理由③ 棋譜並べは初心者には難しい

棋譜並べにはもう一つ難しい点があります。

それは、

「何を学べばいいのかわからない」

ということです。

「なぜその手なのか」

を理解できなければ、ただ駒を動かしているだけになってしまいます。

もちろん解説付きの棋譜であれば学べることもありますが、それでも初心者には内容が難しいと感じることが少なくありません。

一方で、手筋や詰将棋は、

「この形ではこの手が正解」

というように学ぶ内容が明確です。

勉強したことを翌日の実戦ですぐ試すこともできます。

このように、

  • 学びやすさ
  • 効果を実感しやすさ
  • 実戦への活かしやすさ

を考えると、初段を目指す段階では棋譜並べより優先したい勉強法があると私は考えています。


限られた時間なら何を優先して勉強すべき?

「棋譜並べをしないなら、その時間で何を勉強すればいいの?」

と思う方もいるでしょう。

私なら、限られた勉強時間は次の順番で使うことをおすすめします。

勉強法おすすめ度理由
手筋★★★★★実戦で最も効果を感じやすい
詰将棋(3〜5手詰)★★★★★終盤力が伸びる
寄せ・必至★★★★★勝ち切る力が身につく
実戦★★★★☆勉強した内容を試せる
基本的な定跡★★★☆☆基本だけ覚えれば十分
棋譜並べ★★☆☆☆初段までは優先順位は高くない

もちろん、人によって合う勉強法は異なります。

しかし、私自身はこの順番で勉強を進めた結果、将棋ウォーズ初段になることができました。

そのため、「何から始めればいいかわからない」という方は、この順番を一つの目安にしてみてください。

将棋初心者が初段になるまでの勉強法|初心者からのおすすめロードマップ


棋譜並べが役立つ人

ここまで読むと、

「じゃあ棋譜並べは意味がないの?」

と思うかもしれません。

しかし、私はそうは考えていません。

棋譜並べは、次のような人には非常に役立つ勉強法だと思います。

  • 高段者を目指している人
  • 序盤の理解を深めたい人
  • プロ棋士の考え方を学びたい人
  • 局面全体を見る力を伸ばしたい人

実際、私も現在は二段から三段を目指しています。

このレベルになると、手筋や詰将棋だけでは伸び悩む場面も増えてきました。

そのため、「できることは何でも試してみよう」という気持ちで、今後は棋譜並べにも挑戦してみようと考えています。

つまり、棋譜並べは不要な勉強法なのではなく、より高いレベルを目指す段階で価値が大きくなる勉強法なのかもしれません。

棋譜並べを始めるならこんな方法がおすすめ

ここまで、私は「初段を目指す段階では棋譜並べの優先順位は高くない」とお伝えしてきました。

しかし、棋譜並べ自体は将棋の理解を深める優れた勉強法です。

そのため、

  • 初段に近づいてきた
  • 初段になって次の目標を目指したい
  • 将棋をもっと深く理解したい

という方は、一度挑戦してみる価値はあると思います。

もし棋譜並べを始めるのであれば、最初から完璧を目指す必要はありません。

例えば、

  • 好きな棋士の棋譜を選ぶ
  • 解説付きの棋譜を読む
  • 「なぜこの手を指したのだろう?」と少し考えながら並べる
  • 1週間に1局程度から始める

くらいでも十分です。

将棋は段位によって必要な勉強法が変わるゲームです。

初段を目指す段階では優先順位が低くても、その先では大きな武器になる可能性があります。


よくある質問(FAQ)

Q. 初心者でも棋譜並べをした方がいいですか?

必須ではありません。

将棋を始めたばかりの方や初段を目指している方であれば、まずは手筋や詰将棋、実戦を優先した方が効果を実感しやすいでしょう。

時間に余裕があれば棋譜並べを取り入れるのも良いですが、無理に始める必要はないと考えています。


Q. 棋譜並べを全くしなくても初段になれますか?

私は一度も棋譜並べをせずに将棋ウォーズ初段になることができました。

もちろん人によって合う勉強法は異なりますが、少なくとも初段になるための必須条件ではないと思います。


Q. 初段になったら棋譜並べは始めた方がいいですか?

私は「挑戦してみる価値はある」と考えています。

初段以降は局面全体を理解する力や形勢判断なども重要になってくるため、棋譜並べから学べることも増えるはずです。


まとめ

棋譜並べは、多くの強い人が取り入れている優れた勉強法です。

しかし、初段を目指すという目的であれば、必須ではないというのが私の結論です。

私自身は将棋ウォーズ初段になるまで棋譜並べを一度も行いませんでした。

その代わりに、

  • 手筋
  • 詰将棋
  • 実戦
  • 寄せ

を優先して勉強し、初段になることができました。

もちろん、棋譜並べを否定するつもりはありません。

むしろ、さらに上を目指す段階では、局面全体の理解を深める勉強法として大きな価値があると思っています。

大切なのは、「良い勉強法だから」という理由だけで何でも取り入れることではありません。

今の自分の目標に合った勉強法を優先することです。

もしあなたが初段を目指しているのであれば、まずは手筋や詰将棋、実戦を中心に取り組むことをおすすめします。

その後、さらに上を目指したくなったときに、棋譜並べを新しい武器として取り入れてみてはいかがでしょうか。

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