将棋で初段になるためにYouTubeを見るべき?実体験からおすすめの活用法を解説

「将棋で初段を目指すならYouTubeを見るべきなの?」
「対局動画を見るだけで強くなれる?」

このような疑問を持っている方は多いと思います。

私自身も将棋ウォーズで初段になるまで、YouTubeでさまざまな対局動画を見て勉強していました。また、二段になってからは新たに中飛車を学ぶためにYouTubeを活用しています。

結論から言うと、初段を目指すならYouTubeは積極的に活用することをおすすめします。

ただし、YouTubeだけでは初段になることは難しく、詰将棋や手筋、本による勉強も欠かせません。

この記事では、私の実体験をもとに、YouTubeをどのように活用すれば効率よく初段を目指せるのかを解説します。


結論:YouTubeは見るべき。ただし勉強の中心ではない

私は初段を目指す人にYouTubeを見ることをおすすめします。

理由は、実戦で役立つ考え方や定跡から外れた局面への対応を学べるからです。

一方で、YouTubeだけを見続けても初段になるのは難しいと思います。

将棋の上達には

  • 詰将棋
  • 手筋
  • 寄せ
  • 実戦

といった基礎的な勉強も必要です。

「将棋で初段になるために私がやったこと・やらなかったこと【実体験】

YouTubeはこれらの勉強を補う教材として活用するのが最も効率的だと感じています。


YouTubeだけでは初段になれない理由

YouTubeは便利ですが、見るだけでは知識が定着しにくいという欠点があります。

例えば詰将棋は、自分で何分も考えて正解を導くことで終盤力が身につきます。

また、手筋や寄せも体系的に整理された本で学んだ方が理解しやすく、何度も復習できます。

私自身、初段になるまでに最も効果を感じたのは、詰将棋や手筋の勉強でした。

「初段を目指すなら詰将棋は3手詰で十分?実体験からおすすめの勉強法を解説」

「初段になるために手筋はどれくらい重要?定跡より優先すべき理由を実体験から解説」

その上で、YouTubeを組み合わせることでより理解が深まりました。


定跡の勉強はYouTubeが非常に役立つ

定跡を勉強するなら、まずは本で基本形を覚えることをおすすめします。

本は情報が整理されており、重要な変化を体系的に学べるからです。

しかし、実際の対局では相手が本の通りに指してくれることはほとんどありません。

少し違う手を指されるだけで

「ここからどう指せばいいんだろう?」

と迷ってしまうことがあります。

そんなときに役立つのがYouTubeです。

プロ棋士や強い方が実戦を解説しながら指してくれるため、

  • 定跡から外れた場合の考え方
  • 相手の少し変わった指し方への対応
  • 「なぜその手を選んだのか」

まで学ぶことができます。

私は本で基本を学び、YouTubeで実戦的な感覚を補うという勉強方法が非常に効率的だと感じています。


同じ戦法の動画をたくさん見ると重要なポイントが分かる

私がYouTubeをおすすめする一番の理由はここです。

同じ戦法の動画を何本も見ていると、相手の指し方は少しずつ違っていても、重要になるポイントは意外と共通していることが分かってきます。

例えば現在、中飛車を勉強するために戸辺チャンネルをよく見ています。

動画を見続けることで、

  • 序盤では相手の銀の動きに注目すること
  • 相手の銀が前進したらこちらも銀を前に出す必要があること
  • 状況によって銀を5五・4五のどちらに配置するかを判断すること
  • 5筋の位を取れるなら積極的に取ること

など、実戦で繰り返し登場する考え方が自然と身についてきました。

また、相振り飛車になった場合も、

  • 相手が三間飛車にした場合
  • 相手が中飛車にした場合

など、本一冊では十分に扱われないケースまで学べる点も非常に役立っています。


私が実際に役立ったYouTubeチャンネル

戸辺チャンネル(中飛車・三間飛車を指す人におすすめ)

戸辺チャンネル
日本将棋連盟棋士 戸辺誠七段の『戸辺チャンネル』です。ビシビシやっていきます!

私は二段になってから、新たに中飛車を勉強するために見始めました。

特に参考になったのは、

  • 序盤の駒組
  • 駒組が完成した後の攻め方
  • 中飛車から三筋へ飛車を振り直し、石田流のような形で戦う構想

などです。

また、対局後には途中で分岐した変化についても解説してくれるため、

「もし相手が違う手を指していたらどうするか」

まで学べるのが魅力です。


将棋放浪記【プロ棋士】(幅広い戦法を学びたい人におすすめ)

将棋放浪記【プロ棋士】
📺 サブチャンネル【将棋放浪記の研究室】はこちら▶ 🎥 将棋放浪記へようこそ!日本将棋連盟 プロ棋士の藤森哲也です。見るだけで将棋が上達できるチャンネルです。将棋の楽しさや面白さをたくさんの人に伝えていきたいです!⚠️ご注意※現在「将棋放浪…

私が初段を目指していた頃によく見ていたチャンネルです。

居飛車・振り飛車を問わず様々な戦法を指しており、解説も非常に丁寧です。

一つの戦法だけではなく、将棋全体の考え方を学びたい方におすすめです。


【将棋】右四間飛車チャンネル そら(右四間飛車を指したい人におすすめ)

【将棋】右四間飛車チャンネル そら
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

こちらも初段を目指していた頃によく見ていました。

右四間飛車をテーマにした動画が多く、

「なぜこの手を指すのか」

という思考過程を話しながら対局してくれるため、とても理解しやすかったです。

右四間飛車を武器に初段を目指す方には特におすすめできるチャンネルです。


YouTubeを見るときのコツ

せっかく動画を見るなら、ただ流し見するだけではもったいありません。

私がおすすめする見方は次の2つです。

自分が指している戦法の動画を優先する

自分が実際に指す戦法を見ることで、すぐ実戦に活かせます。

戦法を絞ることで、考え方の共通点にも気付きやすくなります。

自分ならどう指すかを考えながら見る

動画を止めて、

「自分なら次は何を指すだろう?」

と考えてから続きを見ると、受け身の勉強になりません。

プロや強い人との考え方の違いも分かるため、とても勉強になります。


YouTubeを見るときの注意点

一つ注意したいことがあります。

プロ棋士や高段者は終盤力が非常に高いため、攻め合いでも勝ち切れる場面があります。

そのため、

「本来なら受けた方が安全なのに攻める」

という手が成立していることもあります。

そのまま真似するのではなく、

「自分の実力でも指せそうか」

を考えながら見ることが大切です。


YouTubeは継続しやすいというメリットもある

私はYouTubeの大きな魅力は、将棋を継続しやすいことだと思っています。

詰将棋や手筋の勉強は集中力が必要で、毎日続けるのは意外と大変です。

一方、YouTubeなら食事中や休憩時間などのスキマ時間でも気軽に見ることができます。

「今日は本を読む気力がない」

という日でも、YouTubeを見ることで将棋に触れる習慣を維持できます。

もちろん、YouTubeだけで勉強を終えてしまうのはおすすめできません。

しかし、将棋を続けるきっかけやモチベーション維持という点では非常に優れた教材だと感じています。


まとめ

私は、初段を目指す人にはYouTubeを見ることをおすすめします。

ただし、YouTubeだけでは初段になるのは難しく、

  • 詰将棋
  • 手筋
  • 棋書による勉強
  • 実戦

と組み合わせることが大切です。

特に定跡については、本で基本を学び、YouTubeで実戦的な考え方や応用を補うという勉強方法が非常に効率的でした。

ぜひ、自分が指している戦法の動画を中心に視聴し、「自分ならどう指すか」を考えながら見る習慣を取り入れてみてください。

きっと実戦で役立つ発見が増えていくはずです。

「将棋で初段になるために私がやったこと・やらなかったこと【実体験】

「将棋は実戦より勉強が重要?私が将棋ウォーズ初段になるまでに実感したこと」

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