将棋は才能がないと初段になれない?私が初段になるまでに感じたこと【実体験】

「将棋は才能がないと強くなれない」

このように考えて、将棋を始めることをためらっている方もいるかもしれません。

特に、

  • 子供の頃から将棋をやっていないと無理なのでは?
  • 大人から始めても初段になれるの?
  • 自分はセンスがないから上達できないのでは?

と不安になることもあると思います。

私自身も、将棋を再開した当初は同じように感じていました。

しかし実際に勉強を続け、将棋ウォーズで初段になるまで経験したことで、初段になるために特別な才能は必ずしも必要ではないと感じるようになりました。

この記事では、私が初段になるまでに感じたことをもとに、将棋の才能について考えていきます。


私の将棋歴|大人になって再開して初段へ

私が本格的に将棋に取り組み始めたのは、大人になってからです。

小学生の頃に棒銀を覚えた経験はありましたが、その後しばらく将棋から離れていました。

再び将棋を始めた後は、石田流などの戦法を学びながら、将棋ウォーズで対局を重ねました。

初段になるまでに取り組んだことは、

  • 詰将棋
  • 手筋の棋書
  • 基本的な戦法の勉強
  • 実戦

です。

そして、再開から約1か月で将棋ウォーズ初段に到達しました。

ただし、ここで誤解してほしくないのは、短期間で初段になれた理由が「才能」だったとは思っていないことです。

私の場合、対局数をひたすら増やしたというより、対局よりも勉強時間の方が多く、詰将棋や手筋の勉強に多くの時間を使いました。


初段になるために才能より重要だったこと

将棋で強くなるためには、もちろん向き不向きはあります。

しかし、少なくとも初段を目指す段階では、才能よりも基礎を積み重ねることの方が重要だと感じました。

特に効果を感じたのは次の4つです。


1. 詰将棋を繰り返した

初心者のうちは、難しい手を考える前に「詰みを見つける力」が重要です。

私も以前は、

  • 勝てる局面なのに詰みを逃す
  • 相手の簡単な詰みを見逃す

ということが多くありました。

そこで3手詰を中心に繰り返し解きました。

詰将棋は才能というより、繰り返すことで少しずつ身につく能力だと感じています。

→初段を目指すなら詰将棋は3手詰で十分?実体験からおすすめの勉強法を解説


2. 手筋を覚えた

将棋では、知っているだけで有利になる形が数多くあります。

例えば、

  • 両取り
  • 駒の活用
  • 攻めの形
  • 受けの形

などです。

私は『将棋・ひと目の手筋』などの棋書を読み、基本的な手筋を覚えました。

最初は「こんな手があるのか」と感じることばかりでしたが、知識が増えるにつれて実戦でも使える場面が増えていきました。

→『将棋・ひと目の手筋』レビュー|初段を目指すなら最初に読みたい手筋本


3. 実戦で試した

勉強だけでも、実戦だけでも上達は難しいと思います。

覚えた手筋や知識を実戦で試すことで、「知っている」から「使える」に変わっていきました。

ただ対局数を増やすことよりも、

「今日は覚えた手筋を使ってみよう」

という意識を持つことが重要だと感じました。


4. 一つの戦法を繰り返した

初心者の頃は、いろいろな戦法を試したくなります。

しかし、毎回違う戦法を指していると、経験が分散してしまいます。

私は棒銀や石田流など、自分が指しやすい戦法を中心に経験を積みました。

同じ形を何度も経験することで、少しずつ判断できることが増えていきました。


才能が必要だと感じる部分もある

もちろん、将棋に才能が全く関係ないとは思いません。

例えば、

  • プロ棋士になる
  • 全国大会で上位を目指す
  • トップアマチュアになる

といったレベルでは、才能や適性が影響する部分も大きいでしょう。

しかし、初段という目標は、それとは別の話です。

初段になるために必要なのは、特別なひらめきよりも、

  • 基本的な詰みを見つける力
  • 手筋の知識
  • 戦法の理解
  • 実戦経験

を積み重ねることだと思います。


初段を目指すなら、やらなくてもいいこと

私自身、初段になるまでに優先しなかった勉強もあります。

例えば、

  • 長手数の詰将棋
  • 細かい定跡の暗記
  • プロ棋譜並べ
  • AI最善手の研究

です。

これらが不要というわけではありません。

ただ、初心者の段階では、まず基礎力を伸ばす方が効果を感じやすいと思います。

→将棋で初段になるために私がやったこと・やらなかったこと【実体験】


才能がないと感じた人ほど基礎を大切にしてほしい

将棋を始めると、強い人を見て、

「自分には才能がない」

と思ってしまうことがあります。

しかし、最初から強い人も、見えないところで多くの勉強をしています。

私自身も、最初から自然に良い手が指せたわけではありません。

詰将棋を解き、手筋を覚え、実戦で失敗を繰り返すことで少しずつ成長できました。


まとめ

将棋で初段になるために、特別な才能が必要だとは私は感じませんでした。

私が初段になるまでに重要だったのは、

  • 詰将棋を繰り返す
  • 手筋を覚える
  • 実戦で試す
  • 一つの戦法を続ける

という基本的な積み重ねでした。

もちろん、棋力の伸び方には個人差があります。

しかし、「才能がないから無理」と最初から諦める必要はありません。

正しい方法で継続すれば、大人からでも初段を目指すことは十分可能だと思います。

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